SESを活用する際、選定の大きな判断材料となるのが「スキルシート(経歴書)」です。しかし、書かれているキーワードだけを追っていては、現場での実力を完全に見極めることは困難です。
自社のプロジェクトに真にマッチするエンジニアを確保するために、発注側が持つべき「読み解く視点」を整理します。
【キーワードの深さを測る】
スキルシートには「Java」「AWS」といった技術要素が並びます。ここで重要なのは「どの程度の深さで関わったか」です。
・既存コードの改修のみか
・ゼロからの設計・構築経験があるか
・トラブルシューティングまで完結できるか
これらは面談で掘り下げるべきポイントですが、シート上の「担当工程」を注視することで、ある程度の推測が可能です。
【プロジェクトの継続性と役割】
一つの現場での稼働期間も重要な指標です。
・長期(1年以上)の継続:現場での信頼が厚く、業務知識を深く習得している証拠
・短期の連続:プロジェクトの性質(スポット対応)なのか、あるいは適応力の問題なのか
短期間の案件が多い場合は、その理由をポジティブに捉えられるか(難易度の高い火消し案件など)を確認する必要があります。
【「自己PR」から見える主体性】
定型的な経歴だけでなく、自己PR欄に「どのような工夫をして課題を解決したか」が具体的に書かれているかを確認しましょう。
「指示通りに動く」タイプか、「自ら提案して改善する」タイプか。
SESはチームの一員として動くため、技術力以上に「周囲への影響力」がプロジェクトの成功率を変えます。
【まとめ】
・スキルシートは「点」ではなく「線」で捉える。
・キーワードの裏にある「経験の質」を推測する。
・面談は、シートの情報の「真偽」ではなく「深さ」を確認する場とする。
スキルシートを正しく読み解くことが、ミスマッチのない開発体制構築の第一歩です。
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