お知らせNews

ノウハウ/コラム2025.11.17

SES契約を成功させるためのポイントとは?失敗を防ぐ“事前準備”の重要性

SES(システムエンジニアリングサービス)は、多くの企業で不足しているITリソースを補うために活用されており、特にDX化が進む現在では欠かせない選択肢になっています。しかし、事前準備が不十分なままプロジェクトを始めてしまうと、成果が出ない、コミュニケーションコストばかり増加するなどの問題が発生します。そこで今回は、SES導入を成功させるために押さえておくべき重要なポイントを整理します。

1. 求めるスキルセットと業務範囲を明確化
SES活用で最も多い失敗が、アサインされたエンジニアとの“スキルミスマッチ”です。求めるスキルを具体的に定義しないまま依頼してしまうと、現場で期待した成果が出にくく、立ち上がりに時間がかかる原因になります。特にクラウド、API連携、フロントエンドなど、近年は専門領域が細分化しているため、スキルの粒度を細かく設定することが重要です。

2. 現場オンボーディング体制の整備
SESは“人材”を提供するサービスであるため、現場ルールやプロジェクト背景の共有を丁寧に行うことで、立ち上がりの速度が大きく変わります。オンボーディングが曖昧な場合、エンジニアが現場理解に時間を取られ、結果としてコミュニケーションコストが増加してしまいます。初期段階の情報共有こそが、プロジェクト成功率を高める鍵になります。

3. SES会社の選定ポイントを整理
SES会社を比較する際は、単価だけで判断してはいけません。技術力、フォロー体制、コミュニケーション品質、複数名アサインの可否、バックアップ体制など、長期的に安心して任せられるパートナーかどうかを確認することが重要です。特に、開発会社が運営するSESは、技術的な理解が深いためミスマッチが少ないという特徴があります。

これらのポイントを押さえることで、SES契約はITリソース不足を補う強力な施策になります。弊社では、Web系システム領域を中心に、高品質なSESサービスをご提供しています。まずはお気軽にご相談ください。

システム開発(WEBシステム / アプリ)
── 無料相談・個別見積もり依頼はこちら ──